仲間と支え合いながら、
人と人との架け橋になる。
生活相談員
吉田彩綾香/入職17年目
仕事内容
私は現在、加須清輝苑で生活相談員として働いています。
生活相談員として携わる仕事は多岐にわたっていますが、一言で言えば、人と人との架け橋になるための“調整役”としての仕事です。
例えば、ご利用者の方のご体調が優れない時などには、看護師や介護士の情報を元に、施設の窓口として病院と連絡調整を行います。ご利用者のご家族とも連絡を取り合って、ご利用者の方に関する情報共有を行います。そのほか、入所をご検討されている方の相談対応や、入所予定のご家族との連絡調整も担当の仕事です。
介護サービスについて施設外と連絡調整する際は、基本的に生活相談員が窓口になります。
1日のスケジュール
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8:30
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10:30 -
始業
申し送り ご利用者様のご体調確認
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10:30
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13:00 -
書類作成
通院対応
ご家族との連絡調整
入所相談
職員の業務調整など -
13:00
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14:00 -
昼食及び休憩
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14:00
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17:30 -
書類作成
通院対応
ご家族との連絡調整
入所相談
職員の業務調整など - 17:30
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終業
仕事を通じて、さまざまな体験をしたい
長く宏和会で働いてきましたが、この間に3人の子供の母となり、それに伴い産休・育休を取得しました。
実はこの育休期間を活用して、最初の育休では「管理栄養士」資格を、また次の育休では「介護支援専門員」資格を取得しました。職種も栄養士から管理栄養士へ、さらに生活相談員となって今に至ります。
宏和会には資格手当もあって、全面的に資格取得を応援してくれるので、勉強するモチベーションになります。今の生活相談員の仕事は、資格取得後に施設長から声がけがあって始めました。
私の場合ですが、“キャリアアップしたい”というよりも、“いろんな体験をしてみたい”、という好奇心が大きな原動力になってきたと思います。資格で新しい知識を得ると、やはりそれを実際に仕事に役立てたい、という思いが芽生えますね。
生活相談員は、人と人との架け橋
生活相談員は人と人とを繋ぐ調整役なので、管理栄養士として働いていた時よりも、より多くの方々と関わって仕事をしています。様々な人と関われる、という点がこの仕事の楽しさでもありますが、それゆえの難しさや責任もある仕事です。
例えば、ご利用者のご様子やご要望などをご家族にお伝えする際は、正しく状況がお伝えできるよう、言葉一つとっても、丁寧に選ぶことを心がけています。どの言葉を使うかによって、受け手に与える印象は大きく異なります。施設の窓口として、誤解を生むような伝え方でトラブルに繋がったりしないよう、細心の注意を払っています。
難しいこともありますが、だからこそ、自分が動いたことで、ご利用者やそのご家族、また働く職員が喜ぶ状況を作り出せると、純粋に嬉しいですね。
笑顔の生まれる場を創りたい
宏和会には、経験や知識を備えた信頼できる職員たちが多くいます。私自身も、そういう職員たちとの協力関係があるからこそ、日々の仕事ができていると感じています。たとえ何かがあっても、“お互い様だよね”と思って、互いに支え合うことが出来る。そういった雰囲気がある職場です。
介護の仕事の面白さは、ダイレクトに目の前の方の反応が見える、という点だと思います。ご利用者の方々や、職員たちが笑顔でいる様子を見るのが、やっぱり嬉しいですね。
コロナ禍で近年は大きなイベントが出来ませんでしたが、いつか地域とも連携して、施設全体でのイベントを企画してみたいですね。みんなが笑顔になれる、そうした場を創りたいです。
人に関わることが好き、という方には、是非この世界に関心を持って欲しいと思います。