社会福祉法人宏和会

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2022.12.03 加須市北川辺高齢者相談センター ブロンズ会議

飯積まつり開催!

飯積ブロンズ会議では、飯積地区の全自治会に協力を頂き「地域住民アンケート」を実施いたしました。移動、買い物、掃除、防災といろいろな点での不安や要望が聞かれましたが、その中で
「春と秋の年2回、家族みんなで楽しむことのできる集会・祭があるとよい」
という意見がありました。

飯積地区では、新型コロナウィルスの流行前までは毎年お祭りを行っていました。飯積地区で採れるそばの実から作った手打ちそばを振る舞ったり、芋煮会を行ったり、正月飾りを作ったり、土手でそり滑りをしたりといろいろと大人から子供まで楽しめるようなお祭りを行ってきたと聞いております。

地域のつながりを築くうえで「まつり」は大切な行事だと思います。祭の準備や運営は、大変な作業になりますが、その中で培われる絆は地域にとって貴重なものです。そのお祭りを再開することを、6月に行った飯積ブロンズ会議で決定し、7月30日に実施する予定でした。しかし、新型コロナウィルスの第7波の流行より中止となっておりました。

10月に入り、ようやく行動制限が解除されたため、お祭り企画を再始動しました。
地域の小・中学生へはブロンズ会議に参加されている老人会長さんから招待状を送り、事務局となっているセンターと、ブロンズ会議の中核となっている区長さん、老人会長さんとの打合せを行いました。区長さんは、飯積地区の5地区の自治会長へ祭り実施を周知するとともに、企画ごとに担当を割り振っていただき、地域自治会の住民力でお祭りが12月3日に開催されました。

お祭りの内容は

・参加者へのそば・うどんの振る舞い、手作り饅頭の振る舞い

・輪投げ(お菓子の景品付き)

・的当て(お菓子の景品付き)

・お話ボランティア「北川辺おはなしの森」による紙芝居「田中正造」

・GG.5(ジージー・ファイブ)によるコーラス

・災害時見守りキーホルダー「地域見守り愛キーホルダー」の作成

・手作りアクリルキーホルダー作成(子供対象)

北川辺高齢者相談センターは事務局として、「地域見守り愛キーホルダー」の作成準備をし、当日は、子どもたちを対象にアクリルキーホルダーのワークショップを開催し、お祭りに参加させていただきました。

地域へのお祭りの周知は1カ月弱でありましたが90名以上の参加があり、地域の子供達や里帰りされた家族の子供たち10名も参加され、お祭りは大変にぎわいました。

お昼にはそば・うどん・饅頭も振る舞われ、心もお腹も満たされた一日となりました。

短い準備期間でしたが、地域の方々の協力で大盛況のお祭りとなりました。地域の方々の笑顔と、地域を動かすパワーを実感したお祭りでした。

また、来年も楽しいお祭りが開催されることだと思います。