日々の想像力が、
誰かの「ありがとう」に繋がる。
介護職
松本幸也/入職7年目
仕事内容
私は、特別養護老人ホーム「加須清輝苑」のオープン時に、介護士として入職しました。現在は、介護士及びユニットリーダーとして働いています。ご利用者様の入浴、食事を含め、生活全般のご支援をする仕事です。また、ユニットのリーダーとしては、介護スタッフのシフト調整や連絡調整に加えて、スタッフの悩みや相談にも乗ります。
1日のスケジュール
- 7:00
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始業
申し送り・起床のケア
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8:00
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10:00 -
ご朝食の配膳、介助
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10:00
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00:00 -
水分のご提供
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10:00
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12:00 -
ご入浴の介助
- 12:00
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ご昼食の配膳、介助
遅番スタッフと申し送り -
13:00
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14:00 -
昼食及び休憩
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14:00
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15:00 -
ご入浴の介助、リネンの交換、ユニット内の消毒
- 15:00
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おやつの配膳、介助
- 16:00
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終業
充実した福利厚生で安心した職場環境
社会福祉系の大学で学んだので、就職では学びを活かす仕事に就こうと考えていました。宏和会は福利厚生がしっかりしていて、資格手当が充実していたことに惹かれました。キャリアを作る過程で、資格も取得していこうと考えていたので、資格を取ればその分給与に手当で反映されるという制度は魅力的でした。
実際に働いてみると有給も取りやすい職場ですし、残業は殆どありません。働く環境が整っているので、働くパパやママには優しい職場だと思います。私も3ヶ月育休を取りましたが、男性職員にとっても育休が取りやすい環境です。家族や子供と過ごす時間が、何よりの栄養源になっています。
日々の想像力が喜ばれるケアを作る
誰でもできると思われがちな介護ですが、そんなことはありません。様々な場面で想像力が求められる仕事です。
例えば、オムツ交換一つをとってみても、その時の尿の色を確認して、その人の健康状態について考えます。リハビリでも、立てる力をなるべく伸ばせるように、例えばここまでは歩いてみましょう、とサポートする。この仕事に携わる人は、目の前のこの方に良くなってもらいたい、その気持ちを根底に持っています。
私たちが目指しているのは、この場所を住み慣れた自宅のように感じてもらえる「個別ケア」です。ご自宅で使っていたタンスや、ご仏壇などを置いて、ご利用者が安心できる環境を作れるよう心がけています。ご飯を食べる時間も、一人一人の生活リズムを尊重します。
確かに大変なことかもしれませんが、それがご利用者の方の喜びにつながります。
笑顔で「ありがとう」と言っていただけると、この仕事をやっていて良かった、と本当に感じます。
現場の声を届ける福祉のプロフェッショナルを目指して
これまで介護の現場を長く経験してきました。それでも、ユニットリーダーになったばかりの頃は、担当ユニットに社会福祉士などの資格を持ったベテランの方もいて、最初不安が大きかったです。ですが、そうした方々にも頼って、学びながらリーダーとして成長出来たことが、今の自信に繋がっています。
今後は、社会福祉士やケアマネージャーの資格を取って、現場の経験をより広く高齢者福祉の分野で活かしていきたいと考えています。具体的には、介護の現場の声を適確に届けられる生活相談員になりたいなと思ったりしています。
“介護は自分には向いていない”と、イメージだけで仕事の選択から省いてしまっている人がよくいます。ですが、介護は想像力が求められる仕事ですし、また人のケアに携わることは社会貢献に直接つながる仕事です。是非、多くの人に介護の世界に興味を持ってもらいたいと思います。